灰色思考

創作、脳内整理、感情の書き殴り、その他

最近の人生観

*思考整理のために書いた駄文です。

 


 

「崇高な自然科学の理論に関するもの以外、世界に正解や不正解といった概念は一切存在しない」

 

 これこそが正解であると相変わらず考えています。「正解や不正解がないことこそ正解である」と考える、矛盾した哲学ですね。ただ最近、それとは別に❝人間の生き方❞みたいなものに関して思うところが出てきました。

 

「元々、人は理(り)をいつも重視してしまうが、理だけでは生きられない生き物」
「そしてこのことに気づけているかいないかで、めちゃくちゃ生き方が異なってくる」

 

 こんな感じです、モヤモヤした抽象的な文章ですいません。
 例えば麻雀で「あと一枚しか残っていない牌を引くのはどうせ確率的に難しいから、ここは無理せず安全に打牌しよう」みたいな局面になったとします。

 ここで手にした理は、もうなんか数学的というか確率論的というかそういう絶対的なものに支配されているので、すさまじく頼りがいがありますよね。
 完璧な合理主義者であればいつ何時でも安牌オンリーの選択を取るでしょう。

 ですが、時に人間はこんな理を手放してしまいます。その原因として考えられるものは「まだ次の局があるから逆転はできるが、この局で勝っておきたい」っていう欲であったり「なんかいけそうな気がする」っていう直感であったり、まあ色々あります。
 機械のように完璧な合理主義者でない限り、人間は、理を手離してしまう=非合理的選択をしてしまうことがあり、理だけを重視した選択が常に出来るわけではないのが普通なんだと思います。